2010年06月09日

供託

例えば,
アパートの大屋さんが,「賃借人(ちんしゃくにん:借りて住んでいる人)に出て行ってほしいけど,まだ契約が続いているなぁ・・。そうだひらめき家賃を2ヶ月分滞納すると,契約を解除できるという約束だから,家賃を払いに来ても,居留守を使って受け取らないようにしよう。2ヶ月滞納になったら,契約解除して出て行ってもらおうexclamation」と悪い考えを思いついたとしましょう。

賃借人が,家賃の支払いに行くと,大屋さんはずっと留守で家賃が払えませんバッド(下向き矢印)
そのときに「いつも留守だから,今度会ったときに払えばいいや。」と払わずにいると,悪い大家さんの思うつぼですがく〜(落胆した顔)

そういう場合に「供託」を利用しましょうひらめき
供託所(きょうたくしょ。いくつかの法務局にあります。)に家賃を供託します。
そうすれば,家賃の滞納にはなりませんわーい(嬉しい顔)
これを,「弁済供託(べんさいきょうたく)」といいます。

供託所は,受け取りを拒否する大屋さんの代わりに,金銭等を預って管理してくれます。
通知を受けた大屋さんが,観念して家賃を受け取りに来れば,供託所は大屋さんに,預っている家賃を払い渡して,一件落着です決定ぴかぴか(新しい)


供託には,その他に,「保証供託(ほしょうきょうたく)」「執行供託(しっこうきょうたく)」などがありますかわいい


posted by ヨウゴ at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 民事事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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