この権利のことを,債権といい,債権を持っている人を債権者(さいけんしゃ)といいます

例えば

A子「B子ちゃんのペン

B子「いいよ

の場合,
B子が承諾した時点で契約が成立し,
A子には,”B子にペンを引き渡してもらう”という権利が発生し,
A子は,B子に対して債権を持っていることになり,債権者になります

例をもう一つ

A男「B男のそのペン



B男「いいよ

の場合,
B男が承諾した時点で契約が成立し,
A男には,”B男にペンを引き渡してもらう”という権利が,
B男には,”A男にペン代500円を支払ってもらう”という権利が発生します。
A男は,B男に対して債権を持っていることになり,債権者です。
B男も,A男に対して債権を持っていることになり,債権者になります

契約した双方が債権者になったり,片方だけが債権者になったり,いろいろですね
